チロルチョコ「ずっとサイズ変わってません!」公式が声明──”小さくなった”噂の真相は2つのサイズの混同だった

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「チロルチョコ、小さくなったよね?」──SNSで定期的に浮上するこの疑問に、ついにチロルチョコ公式Xアカウントが画像付きで直接回答しました。

結論から言えば、チロルチョコのサイズは変わっていません。しかし、なぜこの誤解が繰り返し広まるのでしょうか。その背景には、2種類のサイズが存在するという意外な事実と、「シュリンクフレーション」への消費者の根深い不信感がありました。

この記事では、チロルチョコ公式の声明内容を紹介しつつ、2つのサイズの違いやシュリンクフレーション時代の消費者心理について解説します。

チロルチョコ公式が「サイズは変わっていません」と声明

2026年2月、チロルチョコの公式Xアカウント(@tirol_jp)が「ずっとサイズ変わってません!」と投稿し、大きな反響を呼びました。

この投稿には、実際の商品を並べた比較画像が添付されており、過去の商品と現在の商品でサイズに変化がないことが一目でわかる内容になっています。投稿は数万件のいいねを集め、「知らなかった」「ずっと誤解してた」といった反応が相次ぎました。

チロルチョコは1962年に福岡県の松尾製菓が発売したロングセラー商品です。60年以上の歴史を持つ国民的お菓子だけに、「昔より小さくなった」という声は定期的にSNS上で話題になっていました。公式がここまで明確に否定するのは異例のことで、その対応の丁寧さも含めて好意的に受け止められています。

なぜ「小さくなった」と感じる?──2つのサイズの秘密

では、なぜ多くの人が「チロルチョコは小さくなった」と感じるのでしょうか。その原因は、チロルチョコには実は2つのサイズが存在するという事実にあります。

項目 袋入りサイズ バーコード付きサイズ
販売開始 1979年〜 1993年〜
用途 袋商品に封入 1個売り(コンビニ等)
バーコード なし あり
価格(税込) 袋売り 1個約30円

1993年にコンビニでの個別販売に対応するため、バーコードを印刷できる大きめのサイズが登場しました。これが現在コンビニやスーパーのレジ横で見かける「1個売り」のチロルチョコです。

一方、1979年から続く小さめのサイズは、袋入り商品(チロルチョコバラエティパックなど)に入っているものです。バーコードが不要なため、コンパクトなサイズのまま販売されています。

つまり、「コンビニで買った大きいチロルチョコ」と「袋から出した小さいチロルチョコ」を比べてしまうことで、「小さくなった!」という誤解が生まれていたわけです。どちらも発売当初からサイズは変わっていません。

シュリンクフレーション時代の「疑心暗鬼」──実際に小さくなったお菓子たち

チロルチョコへの誤解が広まりやすい背景には、近年の「シュリンクフレーション」への消費者の不信感があります。シュリンクフレーションとは、価格を据え置いたまま内容量を減らす、いわゆる「ステルス値上げ」のことです。

実際に、多くの人気商品でシュリンクフレーションは起きています。

  • うまい棒:2022年に42年ぶりの値上げで10円から12円に。内容量も減少
  • カントリーマアム:ファミリーパックの枚数が段階的に減少(かつて30枚→現在20枚)
  • ポテトチップス:大手メーカーの定番商品で内容量が60gから50g台へ

こうした事例が積み重なることで、消費者の間には「どうせこの商品も小さくなっているのでは?」という疑心暗鬼が広がっています。チロルチョコのケースは、その疑いが実際には的外れだった好例と言えるでしょう。

だからこそ、今回の公式による明確な説明は非常に効果的でした。曖昧にせず、画像という「証拠」を添えて堂々と否定したことで、多くのユーザーが納得しています。

まとめ──チロルチョコは「無実」だった

チロルチョコが小さくなったという噂は、袋入り用の小サイズ(1979年〜)と個売り用の大サイズ(1993年〜)を混同していたことが原因でした。どちらも発売以来サイズは変わっておらず、公式が画像付きで明確に否定しています。

シュリンクフレーションが当たり前になった時代だからこそ、「変えていない」ことを堂々と発信できる企業姿勢は、むしろブランドの信頼性を高める結果になったのではないでしょうか。

次にチロルチョコを手に取ったとき、「袋入り」と「個売り」のサイズの違いをぜひ確認してみてください。

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