「犇めく」は牛を3頭重ねた字だった——漢字に同じ文字が隠れているトリビアまとめ

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「犇(ひし)めく」という漢字、実は牛を3頭重ねた字なのをご存知でしょうか。日本経済新聞の校閲チームが公式Xに投稿したこの雑学が、9万表示を超えて話題になっています。

調べてみると、日本語には同じ漢字が繰り返し使われる面白い字がたくさんあります。「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」「御御御付(おみおつけ)」「火炎焱燚(かえんえんえき)」……知ると思わず誰かに話したくなるトリビアをXポストとともにまとめました。

「犇めく」は「牛」が3頭重なった字

まずは話題の火付け役となったこちらの投稿から。

「犇」は牛(牛)を3つ重ねた字で、もとは「牛が驚いて一斉に走ること」を意味しています。日本ではそこから転じて「多くのものが密集してひしめき合う」という意味でも使われるようになりました。

同じように3文字を重ねた漢字には「羴(なまぐさい)」「猋(つむじ風)」なども存在します。日本語の奥深さを感じさせる一例です。

「魑魅魍魎」を因数分解すると鬼だらけ

算数と笑いを掛け合わせた教育系コンテンツで人気のタカタ先生による投稿。「魑魅魍魎を因数分解すると…」という切り口がXで1,700以上のいいねを集めるヒットになりました。

「魑(ち)」「魅(み)」「魍(もう)」「魎(りょう)」——この4文字すべてに「鬼」という部首が入っています。妖怪や悪霊を意味する言葉が、文字通り「鬼×4」で構成されていたというわけです。漢字の成り立ちを知ると、ことわざや慣用句が急に新鮮に見えてきます。

「御御御付(おみおつけ)」は「御」が3回登場

お味噌汁の雅称「おみおつけ」。その漢字表記「御御御付」を見ると、「御」の字が3回も重なっています。なぜそんなことになったのか、こちらの投稿が解説しています。

「御味(おみ)」という丁寧語と、汁物を指す「御付け」が組み合わさって「おみおつけ」という言葉が生まれ、それぞれの「御」が残ったため「御御御付」という独特の表記になりました。

同じように「お」が重なった日本語として、「おかか(鰹節)」「おひや(冷水)」なども挙げられています。日本語の丁寧語・接頭語の歴史が垣間見える話です。

「火炎焱燚」——「火」が4段階で増えていく

同じ字が段階的に増えていくシリーズで最も有名なのが「火炎焱燚(かえんえんえき)」です。「分身する漢字一覧」を投稿したこちらのポストは2011年の投稿ながら、今なお多くの人に引用・シェアされています。

  • 火(ひ):火が1つ
  • 炎(ほのお):火が2つ
  • 焱(ほのお):火が3つ
  • 燚(火の盛んなさま):火が4つ

「木→林→森」「水→沝→淼」なども同じ構造です。また「又→双→叒→叕」のように、同じ字がどんどん増えていくシリーズは漢字文化圏全体に広がっています。

さらに、日常的な「炭火焼(すみびやき)」という言葉にも「火」が3回隠れています。「炭」の下部にある「火」、真ん中の「火」、そして「焼」の旁(つくり)にある「灬(れっか)」——これらはすべて「火」を意味しています。普段何気なく目にする料理名に、こんな秘密が隠されていたとは驚きです。

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まとめ:漢字は「見て遊べる」言語だった

「犇めく」「魑魅魍魎」「御御御付」「火炎焱燚」——同じ漢字が繰り返し使われている例を見ていくと、漢字という文字体系の奥深さが実感できます。普段何気なく使っている言葉や漢字に、こんな発見が隠れていたとは驚きです。

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