「インプレゾンビの根絶方法」が30万ビュー超え──”ブロックではなく通報が正解”と訴える投稿が大反響

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Xで「インプレゾンビさんから見たインプレゾンビの根絶方法」と題した長文ポストが大きな反響を呼んでいます。2026年2月24日に投稿されたこのポストは、わずか数時間で36万ビューを突破し、1,200件以上のリポスト、3,100以上のいいねを記録しました。

投稿者はインプレゾンビの視点から「なぜ日本がインプレゾンビの楽園なのか」を分析し、根絶するための具体的な方法を提示しています。SNSユーザーなら誰もが一度は遭遇するこの問題について、改めて整理してみましょう。

話題のXポスト「インプレゾンビさんから見たインプレゾンビの根絶方法」
30万ビューを超えた話題のポスト(出典:X @masayasan201911)

そもそも「インプレゾンビ」とは何か

インプレゾンビとは、X(旧Twitter)の収益化プログラムを悪用し、他人のバズったポストに無関係なリプライを大量に送りつけることでインプレッション(閲覧数)を稼ぎ、広告収入を得ようとするアカウントのことです。

Xの収益化プログラムに参加するには「X Premium加入」「認証済みフォロワー500人以上」「過去90日間で500万インプレッション以上」「本人確認(ID認証)」といった条件を満たす必要があります。インプレゾンビたちは、1日あたり約6万インプレッションを稼がないとこの基準に届かないため、バズっているポストに片っ端からリプライを送る手法を取っています。

なぜ日本はインプレゾンビの「楽園」なのか

話題のポストでは、日本がインプレゾンビにとって特に居心地の良い環境である理由として、主に3つの要因が挙げられています。

1. ブロックで済ませるユーザーが多い

日本のXユーザーの多くは、インプレゾンビに遭遇しても「ブロック」で対処しています。しかし、ブロックはあくまで自分のタイムラインから見えなくするだけの機能です。ゾンビ側にとっては何のダメージもなく、引き続き他のユーザーのリプライ欄で活動を続けられます。

2. ネガティブな話題でバズりやすい環境

日本のXは炎上や論争が起きやすく、その都度大量のインプレッションが発生します。インプレゾンビにとっては「稼ぎどき」が頻繁に訪れる、まさに好都合な環境です。

3. ITリテラシーの偏り

日本のXユーザーは約6,700万〜7,100万人(人口比55〜57%)で、これは世界最大規模です。利用者が多い一方で、スパム通報の仕組みを知らない、あるいは面倒だと感じて活用しないユーザーも少なくありません。

「ブロック」ではなく「通報」が正解である理由

投稿者が最も強調しているのが、「ブロックではなく通報(スパム報告)が唯一の有効な対策」であるという点です。

通報の仕組みは次のとおりです。複数のユーザーからスパム報告が蓄積されると、X側のシステムがそのアカウントに段階的な制裁を加えます。まず「シャドウバン」(他のユーザーから見えにくくなる状態)が適用され、さらに報告が重なると「アカウントロック」、最終的には「アカウント凍結」に至ります。

凍結されたアカウントはインプレッションを稼げなくなるため、収益化の道が断たれます。つまり、ユーザー1人ひとりの「通報」こそがインプレゾンビの収入源を直接断つ武器なのです。

2026年の最新動向──ゾンビは大幅に減少

実はインプレゾンビを取り巻く状況は、ここ1〜2年で大きく変化しています。

2024年11月、Xは収益化の基準を「インプレッション数」から「エンゲージメント(いいね・リプライ・リポストなど)ベース」に変更しました。さらに2026年1月には、リプライから得られる収益がゼロに設定され、ゾンビの主要な稼ぎ手段であった「バズポストへの無関係リプライ」が収益に直結しなくなりました。

これらの対策により、インプレゾンビは最盛期と比べて大幅に減少したとされています。ただし完全にゼロになったわけではなく、手法を変えて活動を続けるアカウントも存在しています。

能登半島地震で浮き彫りになった実害

インプレゾンビは単なる迷惑行為にとどまりません。2024年1月の能登半島地震では、インプレゾンビが救助要請のポストをコピペして大量に拡散し、救助活動の妨げになるという深刻な事態が発生しました。偽の救助要請に救助隊が対応してしまい、本当に助けを求めている人への対応が遅れるリスクがあったのです。

このような実害を考えると、インプレゾンビの問題は「SNSが使いにくい」という程度の話ではなく、人命に関わる社会問題でもあるといえます。

まとめ──通報する習慣がSNSの環境を変える

話題のポストが訴えているメッセージはシンプルです。「ブロックではなく、スパム通報をしてほしい」──これだけです。

1人の通報では効果が薄くても、多くのユーザーが通報する習慣を持てば、インプレゾンビのアカウントは凍結に追い込まれます。日本のXユーザー数は世界最大規模。もしこの巨大なユーザーベースが「ブロック」から「通報」に切り替えれば、その影響力は計り知れません。

インプレゾンビを見かけたら、まずは「スパムを報告」ボタンを押す。この小さなアクションの積み重ねが、SNSの環境を変える第一歩になるのではないでしょうか。

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