英検1級「要約問題が0点」報告続出──塾講師・英語教師まで0点に、原因は語数指定の厳格化か

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2026年2月16日、2025年度第3回の英検1級一次試験の合否結果が発表されました。その直後から、X(旧Twitter)で「要約問題(Writing Summary)が0点だった」という報告が続出し、大きな騒動になっています。

驚くべきことに、0点を報告しているのは受験勉強中の学生だけではありません。現役の塾講師や英語教師、TOEIC900点超えのハイスコアホルダーまでもが0点だったと声を上げており、「さすがにおかしいのでは」という疑問が広がっています。

本記事では、何が起きているのか、その原因として指摘されている語数指定の変更、そして賛否両論の声を整理します。

何が起きた?──要約問題「0点」の報告が相次ぐ

英検1級の一次試験には、2024年度のリニューアルで新設された「要約問題」があります。英文を読み、指定された語数で要約するライティング問題です。

2025年度第3回の結果発表後、Xでは「要約だけ0点だった」「他のセクションは高得点なのになぜ」といった困惑の投稿が相次ぎました。Togetterにもまとめが作られ、22万PV以上を記録するほどの反響を呼んでいます。

特に衝撃的なのは、英語のプロフェッショナルとも言える塾講師や英語教師までが0点になっている点です。「英語力の問題ではない”何か”が起きている」という声が広がるのも無理はありません。

原因は「語数指定の厳格化」か──2025年度からルール変更

原因として有力視されているのが、2025年度から適用された語数指定の変更です。

項目 変更前(2024年度まで) 変更後(2025年度〜)
語数の表記 「Suggested length: 90-110 words」(目安) 「Summarize it between 90 and 110 words」(明確な指定)
語数逸脱時 減点はあるが0点にはならない 指定範囲外は0点の可能性
対象級 1級〜準2級プラス 同左

導入初年度の2024年度は「Suggested length」(目安)という表記でしたが、2025年度から「Summarize it between 90 and 110 words」という明確な語数指定に変更されました。この変更により、指定範囲を逸脱した解答は0点になる可能性が生じたとみられています。

つまり、2024年度の感覚で「だいたい90〜110語くらいで書けばいい」と考えていた受験者が、語数オーバーや不足のまま提出し、0点になってしまった可能性があるのです。

「採点ミスでは?」vs「ルールを読めていないだけ」──賛否両論の声

この問題に対して、SNS上では大きく2つの意見が飛び交っています。

採点ミスを疑う声

  • 「塾講師や英語教師まで0点になるのは明らかにおかしい」
  • 「内容が正確でも語数だけで0点にするのは、英語力を測る試験として本末転倒では」
  • 「変更点のアナウンスが不十分だったのでは」
  • 「受験料を払っているのに、ルール変更を十分に周知しないのは不誠実」

受験者側の問題とする声

  • 「問題文に”between 90 and 110 words”と明記されているのだから、守るのは当然」
  • 「語数を数えるのはライティングの基本中の基本」
  • 「”Suggested”と”between X and Y”では意味が全然違う。英語力がある人なら気づくべき」
  • 「過去問と同じ感覚で臨んだ準備不足を棚に上げるのはどうか」

どちらの意見にも一定の理があります。ただし、これほど大量の0点報告が出ている以上、ルール変更の周知方法に課題があったと感じている人が多いのは事実でしょう。

英検協会の回答──「不備はございません」

一連の騒動を受けて、日本英語検定協会に問い合わせた受験者もいるようです。しかし、協会側の回答は「不備はございません」というものでした。

つまり、英検協会としては「問題文に語数を明記しており、採点基準にも不備はない」という立場です。今後、採点基準の見直しや追加の周知が行われるかは現時点では不透明です。

ただし、SNS上での反響の大きさを考えると、今後何らかの公式見解やFAQの追加が出る可能性はあるかもしれません。

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まとめ──受験者が今すぐ確認すべきこと

今回の騒動のポイントを整理します。

  • 2025年度から要約問題の語数指定が「目安」→「明確な指定」に変更された
  • 90〜110語の範囲を外れると0点になる可能性がある
  • 英検協会は「不備はない」との立場

これから英検を受験する方は、以下の点を必ず確認してください。

  • 問題文の語数指定を必ず読み、指定範囲内で書く
  • 過去問(2024年度以前)の感覚で臨まず、最新の出題形式を確認する
  • 練習段階から語数を正確にカウントする習慣をつける

語数を守るだけで0点を回避できるのであれば、対策自体は難しくありません。しかし、「知らなかった」だけで実力が正当に評価されないのは非常にもったいないことです。最新の試験要項を必ず確認してから本番に臨みましょう。

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