このワダイ、3行で
- TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が2026年10月26日の深夜に最終回を迎え、公式は「2004年から始まり約22年」で完結したと発表しました。最終回の特別EDでは「Number One」が流れました。
- 公式は初代OP「アスタリスク」にも、オマージュ(敬意をこめて似せること)にも触れていません。最終回の直後にXで確かめられた投稿はごく少数ですが、「アスタリスクを流してほしかった」という声と、長さからオマージュを読み取る声が見られました。
- 最終回に初代OPを流す演出は昔からあります。「Number One」は、これまでのTVシリーズでも使われてきた『BLEACH』の代表曲です。
TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』が、2026年10月26日の深夜に最終回を迎えました。『BLEACH』は久保帯人さんのマンガが原作で、死神の力を手にした高校生・黒崎一護の戦いを描く作品です。このページでは、公式が発表したこと、報道で分かること、ファンの受け止め方を、2026年10月28日時点で整理します。
最終回の特別EDで、何が流れた?
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TVアニメ
『BLEACH 千年血戦篇』
最終回スペシャルED
◣__________◢2004年から始まり
約22年の時を経て
TVアニメ『BLEACH』完結──。🎬MOVIEhttps://t.co/qwFXhV5rwp#BLEACH完結 pic.twitter.com/FYCJ66wtwy
— 【公式】TVアニメ『BLEACH』 (@BLEACHanimation) October 26, 2026
最終回は第50話「DEATH&STRAWBERRY」で、10月26日(月)の24時(深夜)からテレビ東京系列で放送されました。配信は翌27日の12時から順次始まっています(電ファミニコゲーマー)。公式の放送・配信ページによると、この12時からは有料の見放題などの配信(Lemino、Disney+など)で、無料配信は11月1日の0時からです。公式のお知らせは、「2004年に放送が始まったTVアニメ『BLEACH』」の最終回が放送されて「ついに完結を迎えました」とし、本編に続くスペシャルエンディングムービーを公開した、と伝えています。上の公式Xのポストは、日本時間では10月27日の午前0時30分ごろに出ました。映像は公式YouTubeでも見られます。
特別EDの中身は、ナタリーなどの報道によると次のとおりです。
| 項目 | 内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 曲 | 「Number One」。鷺巣詩郎さんの作曲 | ABEMA TIMES、コミックナタリー |
| 映像 | タイトルロゴとともに、キャストとスタッフのクレジット、アニメーションの原画が次々に映る | アニメイトタイムズ |
| ラスト | 荒野に刻まれた「despair」の文字を踏む足跡から、「BRAVE」の文字が浮かぶ。「THE STORIES OF BRAVE」というメッセージ | アニメイトタイムズ。WEBザテレビジョンは、配信版の第50話の最後にも同じ場面があると伝えている |
| もう1本 | 歴代の黒崎一護を描いてきたビジュアルの集大成「THE STORIES VISUAL MOVIE」も同じ日に公開 | 公式お知らせ、コミックナタリー |
つまり、公式と各社の報道で確かめられるのは、「Number One」が流れたことと、クレジットと原画の映像だった、というところまでです。最終回の物語の中身は、このページでは書きません。
「アスタリスク」の名前が出てきたのはなぜ?
「アスタリスク」は、ORANGE RANGEの「*〜アスタリスク〜」のことで、2004年に始まったTVアニメ『BLEACH』の最初のオープニング(OP)に使われた曲です。Wikipediaによると、第1話から第25話のOPでした。『BLEACH』のOPとED(エンディング)は期ごとに替わっていて、リアルサウンドは、劇場作品と『千年血戦篇』を含めて主題歌が全50曲以上あると書いています(リアルサウンド)。
この曲は、最終回より前から公式が前に出していました。2026年1月に、公式は最終クール(テレビアニメの放送の、3か月ほどの区切りを「クール」と呼びます)に向けた企画「TV ANIMATION『BLEACH』 THE STORIES」の第1弾として、初代OPの映像を期間限定で公開しています。電ファミニコゲーマーによると、コメント欄や公式Xには、懐かしむ声とともに「最終回に流してほしい」という声もありました(電ファミニコゲーマー)。また、公式は10月20日に、10月23日の夜に歴代のOPとEDのプレイリストを約4時間かけて一斉に聴く「リスニングパーティー」を開くと告知しており、プレイリストの1曲目は「アスタリスク」と案内されていました(公式お知らせ)。
そこへ、最終回の特別EDが出ました。公式の発表と報道には、「アスタリスク」にも「オマージュ」にも触れた言葉がありません。ですから、「オマージュだ」という話は、ファンの読み解きです。最終回の直後のXには、特別EDの長さが「アスタリスク」のフルサイズ(歌の全部)とほぼ同じで、オマージュではないか、という投稿がありました。
この長さは、数字で比べられます。公式のポストの動画は約4分23秒です。一方、配信サービス(Apple Music)に載っているORANGE RANGEの「アスタリスク」は、収録されているアルバムごとに数秒違い、約4分14秒から17秒でした。差は6〜9秒ほどなので、「近い」とは言えますが、ぴったり同じではありません。そして、長さを合わせたのかどうかは、公式から語られていません。映像については、このページは動画そのものを見て確かめていないため、ここでは書きません。
ファンの受け止め方は?
ここでは、Xで見えた投稿と、報道が紹介した声を、個人を出さずに並べます。最終回の直後にXで確かめられた投稿は、ごく少数です。「多くの人がこう言っている」という意味ではなく、どんな見方が出ているかの紹介として読んでください。
「アスタリスクを流してほしかった」と思った人
最終回の放送の夜、「アスタリスクを流してほしかった」という短い感想が、Xで見られました。1月の初代OP公開の時には、「曲も映像も全てがオシャレすぎる」「最終回に流してほしい」といった声が公式のコメント欄やXにあふれた、と電ファミニコゲーマーが報じています。この願いは、最終回のあとに急に出てきたものではないようです。
「Number Oneが流れたことを喜ぶ声」と「オマージュと受け取った」という見方
一方で、「Number One」が選ばれたこと自体を喜ぶ声もあります。ABEMA TIMESは、「エンディングに鷺巣詩郎氏の曲が使われるのは本当に胸熱!この曲こそBLEACHテーマソング!」というSNSの声を紹介しています。「Number One」について、電撃オンラインは、これまでのTVシリーズで使われてきた「アイコニックなトラック」(象徴的な曲)と紹介しています。Apple Musicでも、『TV Animation BLEACH Original Soundtrack 1』に別バージョンが入っています。OPやEDは期ごとに替わってきましたが、「Number One」は最初のTVシリーズの頃からある曲です。
また、長さを手がかりに、特別EDを「アスタリスク」へのオマージュと受け取った投稿もXにありました。
どちらの声も、同じ『BLEACH』への思いから出ているように見えます。ここまでは公式の説明ではなく、拾えた声の紹介です。
最終回に初代OPを流すのは、定番の演出?
マグミクスは、最終回に初代のOPが流れる演出は昔からファンの好物で、特に何期も続いた作品の最終回でそうなると、SNSでも話題になる、と書いています。例として、1980年代の『北斗の拳2』を挙げています。最終回でケンシロウが強敵のカイオウを倒した瞬間に、初代OPの「愛をとりもどせ!!」が流れ、エンドロールでは初代EDの「ユリア…永遠に」が使われました(マグミクス)。同じ記事は、平成の『おジャ魔女どれみ』『デジモンアドベンチャー』『美少女戦士セーラームーン』も同じ手法を取り入れていた、と紹介しています。
最近の例としては、最終回ではありませんが、『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』の第37話(2026年6月25日放送)があります。最終決戦の回の終わりに初代OPが流れ、ファンから鳥肌がすごいという声が出た、とABEMA TIMESが報じています(ABEMA TIMES(英語版))。
『BLEACH』の特別EDは、この型の「初代OPをそのまま流す」形ではありませんでした。公式がこの型を意識したのかは分かりません。曲は流さずに雰囲気で示す形の過去の例は、今回は確かめられませんでした。
なお、特別EDは今回が初めてではありません。公式の動画には、第1話のスペシャルEDと、第3クールの最終回のスペシャルEDもあります。節目ごとにEDを作ってきたシリーズでした。
『BLEACH』のアニメ、22年の歩み
「約22年」は、公式が最終回のポストに書いた言葉です。流れを表にするとこうなります。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2001年8月 | 原作マンガが『週刊少年ジャンプ』で連載を始める |
| 2004年10月 | TVアニメの放送が始まる(テレビ東京系列)。最初のOPがORANGE RANGEの「アスタリスク」 |
| 2012年3月 | TVアニメの放送がいったん終わる(全366話) |
| 2016年8月 | 原作マンガの連載が終わる(全74巻) |
| 2022年10月 | 最終章『千年血戦篇』のアニメが約10年ぶりに始まる。以後、4つのクールに分けて放送 |
| 2023年7月 | 第2クール「訣別譚」 |
| 2024年10月 | 第3クール「相剋譚」 |
| 2026年7月 | 第4クール(最終クール)「禍進譚」が始まる |
| 2026年10月26日 | 第50話で完結 |
出典は、2004年の放送開始と放送終了、原作の連載期間と巻数はWikipedia「BLEACH (アニメ)」と「BLEACH」、クールごとの放送は「BLEACH 千年血戦篇」、最終クールの開始日は公式サイトです。ナタリーやアニメイトタイムズも、2004年に放送を始めたと書いています。
原作のマンガが2016年に終わったあと、アニメが追いついて完結したのは、そこから約10年後でした。『BLEACH』は、「アスタリスク」が初代OPだった2004年に始まり、「Number One」が流れる特別EDで完結した、とまとめられます。
鷺巣詩郎さんは、『エヴァンゲリオン』シリーズの音楽でも知られています。『エヴァンゲリオン』の完全新作シリーズの発表でも、鷺巣さんが手がけてきたエヴァの音楽との違いが触れられています。『BLEACH』の「Number One」と同じ作曲家という点で、つながります。
最終回は地上波のあと、Leminoやディズニープラスなどの配信サービスで見られます(公式の放送・配信ページ)。どのサービスで見られるかが作品ごとに違う理由は配信権を分ける製作委員会の窓口制度のページで整理しています。また、公式は10月20日のリスニングパーティーの告知の時から「#BLEACH完結」というタグ(投稿につける目印で、#から始まります)で感想を呼びかけていました。タグの成り立ちはハッシュタグの歴史のページにあります。
まだ分かっていないこと
10月28日時点で、公式からも報道からも出ていないのは、次の2点です。
- 特別EDで「アスタリスク」を意識したのか(公式の説明はありません)
- EDの長さを「アスタリスク」に合わせたのか(公式の説明はありません)
公式から発表やインタビューが出たら、このページに書き足します。



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