東京藝大、コンサートホール「奏楽堂」の天井が一部落下──ピアノ売却・雨漏り・エアコン故障に続く「国立大学なのに」の声

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「ピアノを売り、本が買えず、雨漏りやエアコン故障が続いていた東京藝術大学ですが、ついにコンサートホールの天井が落ちました」

2026年2月下旬、こんな一文がXに投稿され、瞬く間に拡散しました。日本を代表する芸術大学、東京藝術大学のコンサートホール「奏楽堂」の天井の一部が落下したことを受けた投稿で、SNSでも大きな反響を呼んでいます。

積み重なる「崩壊の記録」

今回の天井落下は、突然起きた出来事ではありません。東京藝大ではここ数年、深刻な施設老朽化が相次いで報告されてきました。

  • 予算不足によりピアノなどの楽器を売却
  • 図書費が削減され、必要な本が買えない状況に
  • 建物各所で雨漏りが継続
  • エアコンの故障が相次ぐ
  • トイレの天井が落ちる(すでに発生済み)
  • そして今回、コンサートホール「奏楽堂」の天井が一部落下

Xでは「ちなみにトイレの天井はとっくに落ちてます」というコメントも寄せられており、施設全体の劣化が長年にわたって放置されてきた実態が浮かび上がっています。

「国立大学なのに」の声が相次ぐ

この投稿に対してSNSでは「国立大学なのに」という嘆きの声が多数寄せられました。東京藝術大学は国が設置する国立大学であり、本来であれば国の予算で施設維持が行われるべき存在です。

「防衛費は増やせるのに、なぜ教育施設は放置されるのか」「税金を教育と文化に使ってほしい」という声も上がる一方、「寄付文化を広げるしかない」という現実的な意見もありました。

国立大学への運営費交付金は削減が続く

背景にあるのは、国立大学に配分される「運営費交付金」の長期的な削減です。2004年の国立大学法人化以降、運営費交付金は毎年1%程度ずつ削減され、累計で数千億円規模の減少となっています。大学はその穴を外部資金獲得や資産売却で補ってきましたが、芸術系大学は研究成果を産業化しにくく、特に厳しい状況に置かれています。

東京藝大が奏楽堂天井落下について公式発表を行っており、今後の修繕対応が注目されます。

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