ハルウララ生誕30周年・没後初の誕生日——「負けても笑顔」が国境を越えて愛される理由

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「うららん一等賞!」——今日は没後初めての誕生日

本日2月27日は、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する人気ウマ娘・ハルウララの誕生日です。

モデルとなった実在の競走馬ハルウララも1996年2月27日生まれで、今年は「生誕30周年」という節目の年。しかしそれと同時に、2025年9月9日に29歳で旅立った実馬にとっては、初めての”没後の誕生日”でもあります。

X(旧Twitter)では、ファンたちが「#ハルウララ誕生祭2026」「#ハルウララ生誕祭2026」のハッシュタグとともに、お祝いのイラストや心温まるメッセージを次々と投稿しています。

一度も勝てなかった馬が、日本を元気にした

実馬ハルウララは高知競馬所属の牝馬で、生涯成績は113戦0勝・2着5回・3着7回。勝ち星こそゼロでしたが、「決して弱い馬ではなかった」というのが関係者の評価でした。

全国的なブームの火付け役となったのは、2003年に高知新聞が掲載した「1回ぐらい、勝とうな」という見出しの記事です。折しも日本が不景気の只中にあった時代、負けても負けても懸命に走り続けるハルウララの姿が、多くの人々の心に響きました。「勝てなくても応援される馬がいる」という事実が、競馬ファンを超えた社会現象を生んだのです。

引退後は千葉県の牧場で「うーちゃん」の愛称で余生を過ごし、ファンの支援を受けながら穏やかな晩年を送りました。そして2025年9月9日、29歳(人間換算で約90歳)で疝痛により逝去。前日まで元気だったとされ、その知らせはウマ娘ファンを含む多くの人々に悲しみをもたらしました。

ウマ娘「5周年」の歴史を支えた、諦めないヒロイン像

2021年のアプリリリースからちょうど5周年を迎えたウマ娘。その初期から常にトレーナーの心を打ち続けているのが、ハルウララの存在です。

ゲーム内でのレアリティは最低の星1。才能に恵まれず、史実の113戦0勝という前代未聞の連敗記録も、ゲーム内で「芝適性G・ダート適性A」という設定にリアルに反映されています。

しかし、彼女のキャッチコピーは「連敗しても、くじけない!七転八起ガール」。どんなに負けても常に笑顔を絶やさず、ひたむきに走り続けるその姿に、多くのトレーナーが”IFストーリー”としての「有馬記念制覇」を夢見て育成に熱中しました。

海外トレーナーの心も掴んだ「負けても笑顔」のモーション

ハルウララの魅力は日本だけに留まりません。

海外版『ウマ娘』がリリースされた際、多くの海外トレーナーが最も衝撃を受けたのが、レースで最下位になっても、泥だらけになりながら笑顔で観客に手を振るハルウララの姿でした。「なんて健気なんだ」「絶対に勝たせてあげたい」と国境を越えて多くのゲーマーの心を揺さぶり、彼女を勝たせることが一種のやり込み目標として愛され続けています。

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ルームメイト・キングヘイローとの切っても切れない縁

ハルウララを語る上で欠かせないのが、他のウマ娘たちとの関係性です。

ゲーム内でのルームメイトはキングヘイロー。難しい漢字が読めないウララに呆れながらも世話を焼くキングの姿は、ファンから「キングママ」と呼ばれるほど尊いものがあります。夜中にウララがキングのベッドにそっと潜り込んでくるというエピソードも有名で、「呆れながらも受け入れてしまうキング」の姿がまたたまらないと好評です。

また、ゲームのシナリオでしばしば行動を共にするライスシャワーとの組み合わせも人気で、ウララの純粋な前向きさがライスを元気付ける場面は、多くのトレーナーに癒やしを提供してくれています。

まとめ:生誕30年、そして没後初の誕生日に

現実のハルウララブームから長い時を経て、ウマ娘という形で愛され続けてきた彼女。ゲームの5周年というメモリアルイヤーに迎えた生誕30周年の今日は、同時に旅立った実馬にとって初めての誕生日でもあります。

「ふんいき(雰囲気)」が言えなくても、しっぽを回せば速く走れると信じていても——その純粋さとひたむきな努力は、間違いなくウマ娘という作品の根底に流れる「スポ根精神」を象徴しています。

今日はぜひ、育成シナリオをプレイして「うららん一等賞」を目指しながら、彼女と実馬の30年に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

ハルウララ、お誕生日おめでとう。

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